百合と漫画と光る苔

百合とゲームが好きです

左右は対称ではない  ――DDR日記(14/1/11)

 絵を描いたら鏡に映して見ると直すべきところがわかる
    ――レオナルド・ダ・ヴィンチ

 右足始動と左足始動.わたしは右足始動のほうが楽に感じるので,どちらかに偏っているのならミラーは検討すべきだよねってお話.ピアースとかチャイニーズとか

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地球が終わる,その時まで ――『地球防衛軍4』感想・ミッション編

 「幸運を祈る」
    ――『地球防衛軍3』

 ゲーム中で印象に残った武器やミッションについてgdgdと語る.ほとんどオンラインマルチプレイ(ハード~インフェルノ)ばっかりです.ミッション編.性質上,ネタバレがあります.

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ところで凛。一つ確認してもいいかな ――『地球防衛軍4』感想・フェンサー編

「精鋭だと? 奴らは正気じゃない!」
    ――『地球防衛軍4』

 ゲーム中で印象に残った武器やミッションについてgdgdと語る.ほとんどオンラインマルチプレイ(ハード~インフェルノ)ばっかりです.フェンサー編.

 右手左手の二刀.それを2組,計4種の武器を自在に使い分けて縦横無尽に地を駆けることのできるのはただ一人,このフェンサーである.単純に操作ボタンが多い上に細かいテクニックも多く,敵に近づく故に常に相手の動向を読み手を動かす必要がある.それに加えて小回りがきかずあらゆる行動に慣性が乗ってしまう.そんな一癖も二癖もあるこの兵科は,極めれば一人で並み居る強敵を相手取ることすらできるようになる.

 最も重要な点は,近接武器を装備中に装備使用ボタンで行える「スラスターダッシュ」という特殊移動である.徒歩は鈍重なフェンサーだが,スラスターダッシュ自体は高速で移動できる.残念ながら終わり際に大きな硬直が発生するのだが,この硬直は一部の行動でキャンセルが可能.その行動が終わった頃にスラスターダッシュ→キャンセル→…と繰り返すことで,ウイングダイバーをも凌駕する移動速度を得られるのだ.

 スラスターダッシュをキャンセルできる行動は大きく分けて3種類.一部を除く武器の発射,盾のリフレクター,そしてジャベリン・カタパルトである.

 1つ目はジャックハンマーと機関砲,ミサイルを除く武器の発射で,ジャックハンマー以外の近接武器を使っているなら自然にキャンセルを挟んで移動することができる.汎用性の高い兵装であるブラストホール・スピアMS+グレート・シールドを携行するなら,主な移動方法はこれになるだろう.細かい所では火砲でもキャンセルが効くため,ブラストホール・スピアMS+35ミリ バトルキャノン砲で,滑ってスピアで周りの雑魚を突き刺しながら,バトキャで遠距離のキャリアーを狙撃するようなテクニカルな動きも面白い.

 2つ目は盾の使用効果であるリフレクターだ.ことリフレクターの起動速度に特化した盾であれば,前項より更に高速で移動できる.無理に重めの盾を持っていく必要がないときや,リフレクターが有効活用できる大蜘蛛を相手にするケースならばこのパターンになるだろう.

 3つ目は特筆すべき移動速度を誇るジャベリン・カタパルトの発射によるキャンセルだ.発射後の隙が少なくすぐにダッシュでキャンセルできるので,カタパルトの発射ボタンを押しっぱなしにしてスラスターダッシュのボタンを連打しているだけで,インフェルノですら大半の敵を置き去りにする程のスピードを出すことができる.ただしなんだかんだで進行方向に弾を発射しているため,ノンアクティブの敵を起こす可能性があることは念頭に置く.

 スラスターキャンセルのおかげで移動速度はあるのだが,ダッシュは常にスティックの方向に一定距離を進むために細かい移動ができず,ジャンプも低いしキャンセルできないのでちょっとした段差で止まってしまう.引き撃ちをする際は背後が見えないため,ガードレールや瓦礫に引っかかって止まってしまい集中砲火を浴びて死ぬのは様式美ですらある.どんな兵科でもそうだが,引き撃ちをする際にはルートをしっかり想定すること.

 大きな移動速度に貫通大ダメージのスピア,そして盾やハンマー類のダメージ軽減効果のおかげで,広い場所での地上戦ならかなり余裕を持って勝つことができる.だが敵の飛行船力はどうしても不得手.仲間に任せよう.

 また,周りを大きく巻き込むような武器が多いため,チームメイトと一緒に進軍するというよりは,単独で前線に出て囮兼露払いをするようなスタンドプレーが必然的に多くなる.すなわち,フェンサーの役割は地上戦において敵戦力を誘導することだ.ああ。時間を稼ぐのはいいが――別に倒してしまっても、構わんのだろう?

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一体いつから───────これが攻撃だと錯覚していた? ――『地球防衛軍4』感想・エアレイダー編

「こちらレンジャー6.巨大生物と交戦中! 敵の攻撃は苛烈! 援軍を要請します!」
「こちら本部.よく聞こえないぞ,もう一度言え!」
「こちらレンジャー6.敵は増える一方です! 援軍を急いでください!」
「くそっ,通信妨害か……」
    ――『地球防衛軍3』

 ゲーム中で印象に残った武器やミッションについてgdgdと語る.ほとんどオンラインマルチプレイ(ハード~インフェルノ)ばっかりです.エアレイダー編.

 航空支援を要請したり,ビークルを召喚することができる唯一の兵科.更に他の隊員の攻撃力を底上げしたり敵の攻撃を遮断する壁を設置したりと,支援に重点を置いた装備が特徴的.その分エアレイダー自身は戦闘力・機動力共に最低レベルなので,いかに効率よく敵を殲滅できるかを考えることが必要となる.

 支援やビークルの要請には功績ポイントが必要で,それを貯めるためには自分味方NPC問わず敵の撃破が必要.武器ごとに功績ポイントが溜まってくれるので溜まったらポイポイ使えるが,逆に要請可能ポイント以上に貯めることもできないので,あまり出し惜しみをしないことも肝要.ただし要請してから支援が到着するまでに結構な時間がかかることは留意しておく必要がある.

 支援要請は航空爆撃なりサテライトキャノンなりの攻撃を指定地点に行える.投擲によるスモーク誘導,撃ったあとでも対象を変更できるレーザー誘導があるが,前者はきちんと狙った位置に投げられるように要練習.意外とガイドラインより手前に落ちるっぽい.うまく使えばトンネルの出口を待機中の敵もろとも潰したり,大量の爆撃と見せかけて長時間の囮を召喚し敵大群をあさっての方向に追いやったりと,まさしく戦略兵器である.ただしよっぽどの大火力でもない限り,爆撃で敵をまとめて攻撃しようとは考えない方が無難.下手に多くの敵に当たる分,倒しきれないと散らばって四方八方から襲われることになってしまうからだ.つまり爆撃プランは軒並み…….

 ビークルは毎度おなじみ戦車にバイク,ライフを回復できる救急車に空を自由に飛べるヘリ,そして男のロマンともいうべきバトルマシンがある.これらはエアレイダー自身の戦闘力を飛躍的に高めるだけでなく,チームメイトが同時に搭乗することにより真価を発揮するものもあってなかなかに悩ましい.

 味方を補助するサポート装置の内,APを固定数値で回復できるライフベンダーとダメージを割合で軽減するガードポストはどちらも一長一短.だが,APや被ダメージが増えるほど効率が良くなっていく点,先打ちができること,何よりもリロードが可能ゆえに後者の方が手軽に扱えるだろう.この類の武器は基本的にポストよりもガンの方がリロード時間は短く効果も高い.手間がかかるほうが高効率ってのはとてもエアレイダーらしいなあと思う.ただしガードアシスト系はガードポストM2が最もダメージ軽減率が高いことには注意.

 敵の弾のみを防ぐ壁を貼るトーチカは,エアレイダーの強さの一面を占める.敵航空戦力にはこの壁が効果覿面であり,ヘクトルやディロイといった巨大ロボット相手にも十分な成果を収める.生成する壁は耐久力も形も様々であるが,平地に置くのではなく壁際や屋根のある場所に置いて半安置を作るのが最も単純な使い方.また,うまく斜面に置くことにより,平地ではネックになる頭上に対しても壁を作り出せるので,安定性が飛躍的に増す.変なところに置くと坂の隙間から床を抜けて落ちて無駄になるんだけどね…….

 エアレイダー自身の攻撃も侮れない.レンジャーから奪ったセントリーガンリモコン爆弾ワイヤーの3種が候補に上がる.セントリーガンは前作に引き続き安定した武器であり,リモコン爆弾ことC系爆弾は自爆戦法こそ封じられたものの,増援をまとめて爆殺するといった戦略がとれる.ワイヤーはリロードが重いものの接近戦では最も安定した武器であり,単独でも自衛くらいは十分可能.

 総じて,誰よりも後ろにいて,誰よりもミッションを把握し,誰よりも勝ち筋が見える.そんな役割を要求される.前線はダイバーやフェンサーに任せて,レンジャーと一緒に遠くの敵を狙撃したり,待機モードの敵にテンペストをぶち当てたりすればいいのだ.マルチプレイではある意味一番楽ができる兵科ではある.楽をする道を見つけられれば,の話だし,何よりチームメイトに恵まれるか,コレガワカラナイ.

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The sky is the limit ――『地球防衛軍4』感想・ウイングダイバー編

 糸に巻かれて死ぬんだよ!
    ――『地球防衛軍2』

 ゲーム中で印象に残った武器やミッションについてgdgdと語る.ほとんどオンラインマルチプレイ(ハード~インフェルノ)ばっかりです.ウイングダイバー編.

 空を飛べる.ただこの一言がこの兵科の最大のアドバンテージである.エネルギーという制限はあるものの,下準備なしに飛行できる能力は,戦術的にも戦略的にも大きく活かされることとなる.しかし他の兵科と違って,移動と攻撃を共通のゲージを用いて行うために,その管理には細心の注意を払わなければならない*1

 歩行はレンジャー以下なので,移動にも飛行を頼る必要がある.単純に移動するだけなら水平に移動するように長押し→離す→長押し→……を繰り返せばいいし,省エネ飛行なら中ジャンプ→着地→慣性を残したまま中ジャンプ→…の流れが良い.特に後者は雑魚の群れ相手に有効なランス引き撃ちに必須のテクニックとなってくるのでぜひ練習しておきたい.ポイントは慣性を殺さないこと,すなわちいきなり逆方向に飛ぼうとしないこと.

 高機動力のため,この兵科を選ぶと必然的に囮役を引き受けることが多くなる.装甲が薄いのはアーマーを稼げばいいだけだが,移動中に敵の攻撃を受けると足を止めてしまうので,そこで集中砲火を食らってパンモロタイム床を舐めることも慣れない内は多い.とにかく敵集団に対して回りこむような円移動を心がけることで,偏差射撃のへの字も知らないフォーリナーたちの攻撃をいなすことは容易となる.

 また,動き続けるだけが囮ではない.極端な高所に登ることで敵を引き付けることも一つの方法である.特に敵のキャリアーや輸送船に乗ったり,一部マップにあるスカイツリーに登ることで付近の敵を呼び寄せ,その隙に他の隊員が目的を遂行する,というのはダイバーの基本的な戦術の一つになる.ただしこれは敵に航空戦力がいないもしくは殲滅できることが前提となる.とはいえ,キャリアーを見かけたらまず乗ることを考える.次にハッチの中に入ってキャリアーを落とす,もしくは上から攻撃して輸送船を壊すことを考える.それだけで他のメンバーは楽になる場合が多い.

 それ以外にも,プラズマヘクトルの懐に飛び込んだり,ドラゴンに捕まった仲間をピンポイントにランスでぶち抜いたり,離れたところにいる仲間を蘇生したりと,自由に動けるゆえに色々なことをしなければならない.更に,洞窟内では飛行能力があまり生かせない代わりに,雷撃兵器という洞窟制圧用兵器があるため無双が可能.それに対して狙撃に関しては不自由な面が多い……という設定になっている.

 設定である.MONSTER-Sグングニルはどちらもエネルギーを相当に食う分,代替の効かない動きと戦略を隊員にもたらすこととなる.前者は特に,ほぼ唯一のダイバーの狙撃武器として最終盤まで片腕を務めることになるだろう.故に必須武器.見ろよこのMONSTER-S.命を狩り奪る形をしてるだろ?

*1:しかしエネルギーを使い切ってしまったあとの緊急チャージでは,エネルギーを消費する行動が一切できない代わりに回復速度が2倍になる,という特徴がある

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それでも私は人をなおすんだっ 自分が生きるために!! ――『地球防衛軍4』感想・レンジャー編

 さ,酸だー!
    ――『地球防衛軍

 ゲーム中で印象に残った武器やミッションについてgdgdと語る.ほとんどオンラインマルチプレイ(ハード~インフェルノ)ばっかりです.レンジャー編.

 とにかくタクティカルファイアを用いた礼賛2丁が映える兵科.後ろに礼賛レンジャーが控えているのは凄まじい信頼感.力不足とかいってたけど,礼賛による対空とリバシュによる回復は確実にチームの勝利に貢献する,いぶし銀で固茹で卵なダンディズム.チーム員としての役割をあまり求められない*1ので,実直に敵を狙い,撃つのが目的かつ手段.ただ,何も考えずにリバシュを持ってくるのはやめてくれ!

 礼賛2,Fにおけるタクティカルファイアは,片方を撃ったらすぐ武器を変えてもう片方を撃つだけ.ただし同じ弾数でこれを行い続けると左右で同時に弾が切れるため,まずは開幕で地面を1発打つなりして左右の弾数を不均一にしておきたい.その場合,片方を撃って,撃てない間にもう片方の武器をリロードするタクティカルリロードが行える.このとき,リロードゲージが半分くらいで武器を戻せば,ちょうどまた打てるようになる.……乙? なんですそれ?

1/7 2/7
↓射撃 ↓射撃
0/7(リロード) 1/7
0/7(リロードゲージ半分) 1/7
↓射撃
7/7 0/7(リロード)
↓射撃
6/7 0/7(リロードゲージ半分)
↓射撃
5/7 7/7

*1:優先的に対空する,リバシュ絡めた衛生兵など

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