百合と漫画と光る苔

百合とゲームが好きです

コミケ1日目購入物まとめ


芋の芽『芋これ』
女性提督と巻雲と夕張のギャグ短編と、武蔵・大和中心の短編の本。前半の、「出たなクソ提督! 今日こそ仕留めてやらぁ!!」とかってぶち切れてる巻雲さんが非常に楽しそうで何よりでした。


芋の芽『芋これ』
足柄が老け……年齢が若干上に見られることに悩む短編と、女性提督・巻雲・夕張のギャグ4コマのミックス本。提督とじゃれ合ってる巻雲さんが本当に楽しそうで何よりでした。


黒糖リリアナティック『百合いろ艦ゴコロ』
表紙の通りに赤賀と天龍中心の、フルカラーなイラスト+4コマ本。受けに回った龍田さんがかわいかったです。


みやげや『サヨナラ提督3』
あかよどを中心にした、横に長い4コマ本。大淀のことを話すあまりに思わず夜を明かす明石が、そしておそらくそれをすべて聞いていたであろう大淀が、それはもう幸せそうで素晴らしいです。「明淀分徐々に増やしていきたい」だそうなので、今後の展開も楽しみ。


電氣ゼリィ『夏風邪 夢の続き 時々、バニラアイス』
風邪を引いた大淀に、明石がお見舞いに行くというストーリーのシリアスなあか→よど本。明石の片思いが、諦めきれないさまが切なくて素敵だった。


舟謳『ムラユラ』
叢雲×由良な百合本。珍しいカップリングだやったー! 史実にとらわれないカップリングはもっと増えてほしい。確かに、なんとなく由良は噛んできそうなイメージがある。書き文字がとても綺麗で読みやすい!


眼鏡でデキてる『眼鏡のMとM』(R18)
男性提督と望月と巻雲で3Pする本。表紙に望月がいたら無条件で買うって決めてるから……。巻雲の眼鏡を拭いてあげてる望月さんが素敵でした。


桜吹雪『眼鏡をかける五月雨』
五月雨がドジっ娘を返上するために眼鏡をかける、そんなギャグ本。眼鏡艦娘の中での鳥海の苦労人っぷりが透けて見えて面白い。筆文字すごい良いなあ。


UA『ここから先は秘密です。』
鈴熊がひたすらいちゃついてる本。流石は寺本薫先生。微妙に関係はないが、Wikipedia寺本薫先生のページの公式サイト、飛び先が残念なことになってるなあ。


UA『スタアライト』
何もかも投げ出して逃げ出したくなる、とこぼした熊野を、鈴谷が連れ出して二人で電車に乗る……というストーリーのシリアスな鈴熊本。やはりは寺本薫先生。駆け落ち百合すごく良いです、すごく。


ピエゾ素子が友達『音ゲーがクソなメンテに至るまで』
ゲーセン店員の視点から、表題の「音ゲーのクソメンテはなぜ生まれるのか」を分析した一冊。読み進めるごとに、音ゲー(というより、表紙通りにBEMANI)の薄暗い闇が見えてくるような、そんな夏にぴったり恐怖体験を味わえることこの上ない。正直、100円2クレは(普通の音ゲーなら)ダンピングで、周りの店舗もろとも自爆しているようにしか見えないよなあ。


信号街『君のくちびる、私のくちびる』
キスをテーマにした由良張本。短編3作のうち、1作目のシチュエーションがベタながら好きです。


信号街『櫻始花開(さくらはじめてはなひらく)』(R18)
「デリヘルで働く由良」をテーマにした、小説1本漫画1本の由良張本。どちらも、ラストに至るまでの由良の意識の変化に、闇を感じずにはいられない。由良張はもちろんいいんだけど、一緒にいる大井っちもいい立ち位置だよなあと思う。


まっくろけ『さよなら由良ちゃん』
解体されて普通の人間に戻ってしまった「元・由良」に、彼女が由良だったころに告白をした夕張が会いに行く……というストーリーの由良張本。あえて時系列順に並べなかった、ラストシーンが素敵すぎてもう!


まる。『大井っちたちはクレイジー2』
北上さんを、大井っちと深海棲艦大井がとりあったりするギャグ寄りな百合本。大北や阿武北もいいんだけど、しれっと3ページ載ってるあやしき、良かったです。


まる。『やきもち妬きな君』
既に付き合ってる秋雲と巻雲がひたすらいちゃついてる百合本。秋巻はケンカップル。最後の4コマの秋雲があさっての方向に突き抜けてて、直前までの溢れるほど塗れる程な糖度を中和しているかのようだったのが印象深いです。


傷心軟弱ライン『私のお姫様 私の王子様』
まいのわ! まいのわ本です! あらすじは大体それだけで伝わると思う! どうみてもMVPは隼鷹でした。


我侭乙女『モッチー探偵団~夏の逆三角の摩天楼編~』
朝起きたら、体が大きくなったり小さくなったりしてしまっていた睦月型の面々(望月含む)。その謎を解決すべく、もっちー探偵団として(唯一変化がなかった)菊月が捜査を開始する……というギャグ寄りストーリー本。突然のもちふみ!!!!……水龍敬ランド、まさかみくりーな本出してたとは気づかなかったよちくしょう!


ひつじんトコ『夏の暑い日』
暑さに耐えかねて望月が飲んだ液体は、明石が作った怪しい効用の薬だった。薬によりいろいろと危ないことになってる望月を、やよいが介護(?)する……というあらすじの、ぎりぎり一般向けな本。もちやよ、もちやよですよ!! この弥生さん煩悩たっぷりですけど! あえて言えばリバって欲しかったりしたけど、それ以上にもちやよ本があるってことがわたしにとっては何より至高の喜びと言わざるを得ない!!!


南通プロジェクト『メダルゲームマガジン 2015 夏号』
メダルゲームについて広く取り扱った一冊で、2015夏号は風営法について大きく触れている。とはいえ、わたしはメダルゲームは一切やらない音ゲーマーなので、メダルゲーム中心という観点ではいまいちノリきれなかった部分があるし、口惜しくもこの一冊は良い意味で少々堅苦しく、「メダルゲームをやってみよう」という気にはあまりなれなかった。間違いなく力の入った良い本なのだけれど。


離陸点『探し物はわたつみの』
最上が、ドロップしたばかりの三隈を連れて鎮守府を案内する話。呼称の変化って、わかりやすく距離が縮まる感じがすごくグッとくる。


桃皮『宵晒し』
他の艦娘のように人工筋肉や内臓を使わず、旧式である機械の義肢で戦闘を行う艦娘・望月を描いた話。設定といいセリフ回しといい艦娘のキャラクターといい、染み入るような素晴らしさがある。20ページにも満たないのに、胸にぽっかりと穴が開く読後感に驚きを隠せない。ただひたすらに、巧い漫画だった。……微妙に関係ないけど、あとがきでElonaやっててFallout4とかモンハン、マイクラの話をしていて他人な気がしなかったです。残念ながらわたしにはこんなに素敵な本は書けないけど。


にざかなていしょく『望月提督の采配』
かつての深海棲艦に受けた大打撃により、全国の艦娘の大半を失った世界。新設部隊の司令官として選ばれた望月と、方々で無茶して軍事裁判寸前までいった退役軍人・電、そして電に率いられる新人・響、暁、雷。それだけしかいない彼女たちの戦いを描いたシリアスな一冊。『皇国の守護者』とノリは似ており、設定もセリフも興味を惹かれるのだが、いかんせんこの1冊は中途半端なところで終わってしまっている。面白くなりそうなエッセンスはちりばめてあるので、唯一できることは作者が飽きないことを祈るのみかも。



……この記事の編集がいろいろとアレなので、3日目分は色々と考えなくてはなあ。
冊数が単純に3倍近くあるし。