ラブリー・メリー・ゴーランド! ――TWINKLE♥HEART(DP鬼)回転解説
回転を信じろッ!
回転は無限の力だ それを信じろッ
――荒木飛呂彦『STEEL BALL RUN』
ゲームはゲームである.大半のゲームの目的がそうであるように,時間に対する正当な代価として「報酬」を得ることが,ゲームを楽しむということになる.特にRPGなんかだと,時間をかければかけるほどレベルが上がって楽に後のステージを攻略できたりするだろう.この「時間対効果の確実性」は,ゲームをゲームたらしめる,「プレイヤーを褒める」というシステムの根幹の一部を担う.
Dance Dance Revolutionというゲームには大まかに分けて2つの楽しみ方がある.
1つ目.難しい曲を,難しい譜面を,クリアすること.もしくは,高いスコアを出すこと.
2つ目.華麗に踊ること.見栄え良く踊ること.
……というわけで,DDR X3フォルダに格納されているjun - TWINKLE♥HEARTのDP鬼譜面でくるくる回る,後者のように遊ぶ解説をしたい.
見て分かる通り,ジャンプに特化した譜面である.更にjun曲の特徴として,(特にDPの)譜面がよく練られており,踏めば踏むほど旨味が出てくる凄まじい足譜になっている.
譜面引用はMGH@縮小営業中様から.
解説は以上.中盤の銀パネ絡めた大回転やラストなんかの背面配置は,思わずスタンディング・オベーションする程に考えられたノーツの配置で驚く.事前に色々足捌きを考えてゲーセンにいったのに,10回くらい踏んで「ここも回れる」「ここは背面でオチになれる」とかって出てきて,回転の奥深さを知った.いやあ面白い.まだ繋がんないけど面白い.
くるくる回るのは単純に自己満足ってだけでもない.回転という派手な動きをするために,体捌きに若干余裕が出る……気がする.まだわたしが中級者だから動きの無駄が減っただけかもしれないが.
だがそして何よりも,こういう少し派手なプレイをしているとゲーセンで話しかけられる頻度が増すのだ.ただ踏むだけなら家庭用でもいいわけだし,これでようやく「他人とのコミュニケーションがとれる」ゲーセン故の価値が生じる.ちょっと話すだけでも「ゲーセンに通う同好の士」として色々な話題が出てくるのだ,大好きなゲームの話をできるなんて楽しすぎて狂っちまいそうだ!
まだ背面できる曲はそれこそこのティンコーとポゼ踊くらいしかない.あと1曲くらい考えて練習して,ドヤ顔くるくる自己満足に他人を巻き込みたいなあ.
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